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2010年09月30日

簿記講座~各種取引(3)

簿記講座~各種取引(3)


前回の「資本金と引出金」の続きです。

お店の開業にあたり、
 現金500円を元入れした。」

という取引を・・・

「お店を始めようとする〇〇さんが

プライベートの〇〇さん財布” から
お店の店主(事業主)財布” へ

現金500円を移動した。
というふうに考えれば


お店のお金は500円増えた訳ですから
とりあえず

  現金 500 / ××× 500

ってことになりますよね。

で、 「 ××× 」 が元手を表す 資本金
となる訳です。

つまり、仕訳は

  現金 500 / 資本金 500



それでは
「店主が現金200円を家計費として引き出した」
はどうでしょうか?


この場合はお店の現金が200円減る訳ですから

  ××× 200 / 現金 200

となりますね。

そして、「 ××× 」 は「資本金」!
でも正解ですが・・・

引出金」の方がよく使われます。
このような ”プライベートの財布” と ”店主の財布
とのチョコチョコしたやり取りの場合
簿記3級の世界では 「引出金」が
一時的な勘定科目として使われるのです。


その場合、仕訳は

  引出金 200 / 現金 200
            

となります。
※「資本金」、「引出金」のどちらを使うべきかは問題の設定によります。
  本試験では問題文や問題用紙上の資料、場合によっては解答用紙から
  読み取ることになります。



いかがでしょうか?



次回は ”税金” について復習しましょう!




 





タグ :引出金

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