2010年11月11日
簿記講座~伝票(2)
写真は中小企業庁が発行している小冊子です。
内容は、創業を目指す方に「創業の基礎知識」、「公的制度の活用策」
などについて解説したものです。
簿記・会計についても記述があります。
機会があったら見てみてください。
これまで簿記を学習された皆様には
理解できる部分が結構あると思います。
さて、本題の伝票の練習問題を
見ていきましょう。
練習問題
商品600,000円を売り上げ、
代金のうち400,000円は現金で受け取り、
残りは掛けとした。
下の図の①~⑤を答えなさい。(3伝票制)
まず、仕訳を起こしてみましょう。
現 金 400,000 / 売 上 600,000
売掛金 200,000 /
になりますね。
これはいわゆる一部現金取引ですが、
この場合、伝票の起票のし方は
2通りありましたよね。
1.取引を分解して起票する方法
2.掛け取引と現金取引の2つの取引があったとみなして起票する方法
1.の場合は
現 金 400,000 / 売 上 400,000
売掛金 200,000 / 売 上 200,000
2.の場合は
売掛金 600,000 / 売 上 600,000
現 金 400,000 / 売掛金 400,000
となりますね。
ここで着目すべきは・・・
入金伝票に記載されている売掛金という文字です。
ここから読み取れることは・・・
仕訳にすると
現 金 ××× / 売掛金 ×××
になるということですよね。
したがって、今回は2.の方法を採用することになります。
よって答えは
①400,000
②売掛金
③600,000
④売上
⑤600,000
類題
練習問題の入金伝票に売上と記載されている場合はどうでしょう?
この場合は、仕訳が
現 金 ××× / 売 上 ×××
となりますので、1.の方法を採用ということになりますね。
よって答えは
①400,000
②売掛金
③200,000
④売上
⑤200,000
となりますね。
いかがでしょうか?
段階を踏んで丁寧にやっていけば
そんなに難しくないですよね?
とは言え、伝票の問題も慣れが必要ですので
問題集の問題をいくつかやっておいてくださいね。
寒くなって来ました。
皆さま、くれぐれも体調には気をつけて
頑張ってください。
私も気をつけま~す。
商品600,000円を売り上げ、
代金のうち400,000円は現金で受け取り、
残りは掛けとした。
下の図の①~⑤を答えなさい。(3伝票制)
まず、仕訳を起こしてみましょう。
現 金 400,000 / 売 上 600,000
売掛金 200,000 /
になりますね。
これはいわゆる一部現金取引ですが、
この場合、伝票の起票のし方は
2通りありましたよね。
1.取引を分解して起票する方法
2.掛け取引と現金取引の2つの取引があったとみなして起票する方法
1.の場合は
現 金 400,000 / 売 上 400,000
売掛金 200,000 / 売 上 200,000
2.の場合は
売掛金 600,000 / 売 上 600,000
現 金 400,000 / 売掛金 400,000
となりますね。
ここで着目すべきは・・・
入金伝票に記載されている売掛金という文字です。
ここから読み取れることは・・・
仕訳にすると
現 金 ××× / 売掛金 ×××
になるということですよね。
したがって、今回は2.の方法を採用することになります。
よって答えは
①400,000
②売掛金
③600,000
④売上
⑤600,000
類題
練習問題の入金伝票に売上と記載されている場合はどうでしょう?
この場合は、仕訳が
現 金 ××× / 売 上 ×××
となりますので、1.の方法を採用ということになりますね。
よって答えは
①400,000
②売掛金
③200,000
④売上
⑤200,000
となりますね。
いかがでしょうか?
段階を踏んで丁寧にやっていけば
そんなに難しくないですよね?
とは言え、伝票の問題も慣れが必要ですので
問題集の問題をいくつかやっておいてくださいね。
寒くなって来ました。
皆さま、くれぐれも体調には気をつけて
頑張ってください。
私も気をつけま~す。
タグ :伝票
Posted by summerf at 07:42│Comments(0)
│簿記・会計