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2013年10月04日

簿記講座~税金

簿記講座~税金


簿記3級の復習シリーズ
今回のテーマは”税金”です。

税金”には

 ・費用にならないもの  と
 ・費用になるもの

がありましたね。

費用にならないもの
 ・所得税
 ・住民税

費用になるもの
 ・固定資産税
 ・印紙税
 ・自動車税

そして、仕訳を考える上では

 ・費用にならないもの → 「引出金」 (個人的な支出という解釈で)
 ・費用になるもの   → 「租税公課」 費用勘定

というふうに勘定科目を選択すれば良かったですね。


ただし、
ここで気をつけなければならないことがひとつ!

 固定資産税 → 費用になる → 「租税公課

というふうににいつも単純に判断できる
とは限らない点です。

例えば
 「固定資産税200円現金で支払ったが、
  このうち40%は家計の負担(住宅分)である。」
という場合は

  200円 (60%) → 120円 → お店分 → 「租税公課
       (40%) →  80円 → 家計分 → 「引出金

てことで、仕訳は

   租税公課 120  / 現金 200
   引出金   80 /

となります。

つまり、本来「費用になる税目」でも個人的な支出と
判断されるものについては「引出金」を使う訳です。




以上、これで
期中の取引をすべて学習したことになります。

しっかり復習しましょう!


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