簿記講座~決算手続き②
前回に引き続き
決算手続きの仕訳
の復習です。
第8回目の講義でやった項目は以下の通りでしたね。
1.
現金過不足
2.
消耗品
3.
有価証券
4.
引出金
5.
貸倒れ
6.
固定資産(減価償却)
の一部
前回は1と2の復習をしましたので
今回は3.
有価証券からですね。
3.
有価証券について
考えるべきは 「
売買目的有価証券勘定」の帳簿価額を決算時の
時価に変更する。
という一点だけです。
そして、
時価が
帳簿価額より大きい場合は → 帳簿価額が増える →
得する
ってことで貸方(右側)に
収益勘定 である 有価証券評価
益 がきます。
反対に、
時価が
帳簿価額より小さい場合は → 帳簿価額が減る →
損する
ってことで借方(左側)に
費用勘定 である 有価証券評価
損 がきます。
4.
引出金について
とにかく「
引出金勘定」の
残高を0にするには
どういう仕訳をすればいいかを考えることでしたね。
そして常に相手勘定は「
資本金勘定」になります。
何回も言っちゃいますが、決算手続きは非常に重要です。
いわゆる「
ここ試験に出ますよ」ってとこです。
しっかり復習しましょう。
あと、平行して
試算表の問題を解く練習を
しっかりしてくださいね。
なにせ
30点の配点ですから。
具体的には テキストの例題 → 過去問題
を繰り返し解いて、早く
自分なりの問題を解く手順を
確立させてください。
それでは
次回は、貸倒れについて
見ていきましょう。
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