2009年09月26日
やさしい簿記講座~商品売買
「やさしい簿記講座」第3回目では商品売買をやりました。
大きく分けて
・商品仕入
・商品売上 の2つです。
これは、2者の間で商品を売買するという取引を行った場合、
・商品を買った方の立場 → 商品仕入
・商品を売った方の立場 → 商品売上
ということになりますので、
基本的には片方の立場の仕訳を覚えておけば、
もう一方の仕訳は自ずと対応できる格好になります。
例えば、商品1,000円を掛けで売買した場合、
・買った方
仕 入 1,000 / 買掛金 1,000
を覚えておけば、
仕入→売上、買掛金→売掛金に替えて貸方・借方を反対にして
・売った方
売掛金 1,000 / 売 上 1,000
という感じで。
しかし、ひとつややこしいケースがありましたね。
それが運賃を同時に支払ったケースです。
この運賃とは、商品を発送したときに掛かった運賃です。
商品を買った方が負担する場合と
商品を売った方が負担する場合があります。
この場合の仕訳が、ちょっとややこしいです。
具体的にはこんな感じです。
1.買った方の仕訳
Q1)
商品1,000円を掛けで仕入れ、運賃100円(当店負担)を現金で支払った。
A1)
仕 入 1,100 / 買掛金 1,000
/ 現 金 100
Q2)
商品1,000円を掛けで仕入れ、運賃100円(先方負担)を現金で支払った。
A2)
仕 入 1,000 / 買掛金 1,000
立替金 100/ 現 金 100
※買掛金と立替金を相殺して、買掛金900円とする場合もあり。
2.売った方の仕訳
Q1)
商品1,000円を掛けで売上げ、運賃100円(当店負担)を現金で支払った。
A1)
売掛金 1,000 / 売 上 1,000
発送費 100/ 現 金 100
Q2)
商品1,000円を掛けで売上げ、運賃100円(先方負担)を現金で支払った。
A2)
売掛金 1,000 / 売 上 1,000
立替金 100 / 現 金 100
※売掛金に立替金を含めて売掛金1,100円とする場合もあり。
となります。
しっかり復習しておきましょう。
・商品を買った方の立場 → 商品仕入
・商品を売った方の立場 → 商品売上
ということになりますので、
基本的には片方の立場の仕訳を覚えておけば、
もう一方の仕訳は自ずと対応できる格好になります。
例えば、商品1,000円を掛けで売買した場合、
・買った方
仕 入 1,000 / 買掛金 1,000
を覚えておけば、
仕入→売上、買掛金→売掛金に替えて貸方・借方を反対にして
・売った方
売掛金 1,000 / 売 上 1,000
という感じで。
しかし、ひとつややこしいケースがありましたね。
それが運賃を同時に支払ったケースです。
この運賃とは、商品を発送したときに掛かった運賃です。
商品を買った方が負担する場合と
商品を売った方が負担する場合があります。
この場合の仕訳が、ちょっとややこしいです。
具体的にはこんな感じです。
1.買った方の仕訳
Q1)
商品1,000円を掛けで仕入れ、運賃100円(当店負担)を現金で支払った。
A1)
仕 入 1,100 / 買掛金 1,000
/ 現 金 100
Q2)
商品1,000円を掛けで仕入れ、運賃100円(先方負担)を現金で支払った。
A2)
仕 入 1,000 / 買掛金 1,000
立替金 100/ 現 金 100
※買掛金と立替金を相殺して、買掛金900円とする場合もあり。
2.売った方の仕訳
Q1)
商品1,000円を掛けで売上げ、運賃100円(当店負担)を現金で支払った。
A1)
売掛金 1,000 / 売 上 1,000
発送費 100/ 現 金 100
Q2)
商品1,000円を掛けで売上げ、運賃100円(先方負担)を現金で支払った。
A2)
売掛金 1,000 / 売 上 1,000
立替金 100 / 現 金 100
※売掛金に立替金を含めて売掛金1,100円とする場合もあり。
となります。
しっかり復習しておきましょう。
Posted by summerf at 16:49│Comments(0)
│簿記・会計