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2014年09月02日

簿記復習~現金

簿記復習~現金


先々週から日商簿記3級の講義
始まっています。

試験が実施される11月16日までは
受講生の方の復習に役立つような
内容を掲載していきたいと思います。

「現金」は2回目の講義でやった内容です。

現金勘定を使うものとして
お札や硬貨がありますが、その他に

 ・他人振出小切手 
 ・送金小切手
 ・配当金領収証
 ・郵便為替証書

があります。
これらはすべてすぐにお金に換えられるものということで
簿記では現金として扱います。

しかしこの中で、他人振出小切手
については注意が必要です。

他人振出小切手とは、読んで字のごとく
自社以外の会社などが振り出した小切手のことです。

これが自己振出小切手、つまり自社が振り出した小切手
である場合はどうなるでしょうか?

この場合は、当座預金勘定を使います。

そしてもうひとつ、受け取ったのは他人振出小切手ですが
それをすぐに当座預金に振り込んだ場合はどうでしょう。

この場合も、当座預金勘定を使います。

つまり

Q1)
 A社に商品150円売り上げ、代金として同店振り出しの小切手を受け取った。

A1)
 現   金  150 / 売   上  150

Q2)
 A社に商品150円売り上げ、代金として自社振り出しの小切手を受け取った。

A2)
 当座預金  150 / 売   上  150

Q3)
 A社に商品150円売り上げ、代金として同店振り出しの小切手を受け取り、
 すぐに当座預金に預け入れた

A3)
 当座預金  150 / 売   上  150

と、なります。

小切手には要注意です。


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